シックハウスの診断
シックハウス症候群の原因となるシックハウスであるかどうか、診断を受けることができることをご存知でしょうか。
現在、不定愁訴でお悩みの方、シックハウス症候群と診断された方にはぜひお勧めしたいシステムです。
東京都や横浜市は行政がシックハウスの診断を行うサービスを開始しました。
しかし、まだシックハウス症候群の対策は遅れているのが日本の現状です。
そうなれば、「自分の身は自分で守るしかない」ということで、シックハウスの診断を行う「シックハウス診断士」という資格を持つ人たちに、家の診断を任せる人が増えています。
シックハウス診断士が行うシックハウスの調査としては、室内におけるVOCの濃度測定や、家全体の調査や、新築やリフォームを行う上でのシックハウス症候群への対策の指導などがあります。
ただ診断を行うのではなく、診断の結果とそこに住む家族の生活スタイルなどを総合的に考え、アドバイスを行ってくれる頼もしい存在なのです。
シックハウス症候群なのだろうと思い当たる節はあっても、空気汚染を測定しない限り、対策の取り方は分からないままです。
シックハウス診断士の協会では、簡易測定器の貸し出しなどを行っていますが、あくまで数値を計測するだけのものですから、測定後の結果によっては、シックハウス診断士に助言を求めた方が良いこともあります。
料金は発生しますが、安心と健康を手に入れるためには決して高い金額ではないはずです。
特に小さな子供の場合には、シックハウス症候群がもたらす将来への影響がまだ解明されていませんので、対策を十分すぎるぐらいに行ってちょうど良いのです。
子供は住む家を自分で選ぶことができないのです。
VOCが充満した部屋で一生懸命勉強に励んだところで、将来健康を損なうようでは何の意味もありません。
症状に思い当たる時には、家族の未来のためにも、シックハウス診断士に診断を依頼することを強くお勧めします。
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